警備の仕事というと、「人が現場で見回る」「立哨する」といったイメージを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし近年、AI(人工知能)やドローン、IoT(モノのインターネット)といったテクノロジーの進化によって、警備業界は大きな変化の時代を迎えています。
これからの警備は、人の経験とテクノロジーの力を組み合わせる“ハイブリッド型”へと進化していくのです。
AIによる「監視・分析」の高度化
カメラが「見る」から「判断する」へ
これまでの防犯カメラは、映像を“記録するだけ”の存在でした。
しかしAIの導入によって、カメラは人の動きをリアルタイムで分析し、異常行動を自動で検知できるようになっています。
たとえば、深夜に施設内をうろつく人や、不自然な動きをする人物をAIが検知し、警備員へ通知する仕組みです。
24時間見逃さないサポート
AI監視は、人の目では追いきれない広範囲の監視をカバーできます。
警備員が現場を巡回する一方で、AIが「異常の兆候」を見つけ出す。
人とAIが連携することで、効率的で確実な防犯体制が整いつつあります。
ドローン警備:空から守る新しい視点
広範囲をすばやく確認
ドローンを使った警備は、広大な敷地や屋外イベント、災害時の安全確認などで注目を集めています。
上空からの映像で、死角の少ない監視が可能に。
たとえば、大規模な工場や太陽光発電所では、ドローンが定期巡回して設備異常や侵入をチェックするケースも増えています。
遠隔操作から自動巡回へ
近年では、あらかじめ設定したルートを自動で飛行し、映像をクラウドに送信するタイプのドローンも登場。
人手不足が深刻な地方では、「空の巡回員」として活用され始めています。
これにより、少人数でも広いエリアの安全を守れるようになりました。
IoTで「つながる警備」へ
センサーで異常を即時通知
IoT技術とは、さまざまな機器をインターネットでつなぐ仕組みのこと。
警備分野では、ドアや窓、温度、振動などを感知するセンサーが建物中に設置され、異常を検知すると即座に警備センターへ送信します。
火災や侵入だけでなく、機械の故障や停電といったトラブルも早期発見できるようになっています。
「見回り」から「データ分析」へ
IoTによって集められたデータは、AIが分析することで「トラブルの予兆」を見つけることも可能に。
たとえば、「この時間帯に誤作動が多い」「特定エリアでの温度変化が大きい」といったパターンを学習し、リスクを事前に察知します。
これまで“起きてから対処”していた警備が、“起こる前に防ぐ”方向へと進化しているのです。
それでも人の力が必要な理由
テクノロジーの導入が進んでも、警備員の役割がなくなるわけではありません。
AIやドローンはあくまで「サポート役」。
現場での臨機応変な判断や、人とのコミュニケーション、緊急時の初動対応は、やはり人間でなければできません。
最新技術と人の経験が組み合わさることで、より安心で質の高い警備が実現していくのです。
まとめ:警備の未来は「人×テクノロジー」
AI、ドローン、IoTなどの導入によって、警備業界は大きな変革期を迎えています。
それは「人の仕事が減る」というより、「人の力をより活かす方向に進化している」と言えるでしょう。
これからの警備員は、テクノロジーと連携しながら、より高度な安全管理を担う存在になります。
「守る」という仕事が、よりスマートに、そしてより頼もしく進化していく——それが警備の未来の姿です。
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