はじめに
街を歩いていると、工事現場や商業施設、イベント会場などで警備員の姿を見かけることは多いはずです。
しかし「実際にはどんな種類の仕事があるのか?」までは、意外と知られていません。
今回は、代表的な5つの警備業務を取り上げて、その仕事内容や役割をやさしく解説します。
施設警備 ― 日常生活を支える安心の番人
オフィスビル、ショッピングモール、病院、学校などで働くのが施設警備員です。
出入口での出入管理、館内の巡回、防災センターでの監視などを行い、施設内の安全を守ります。
特に火災や不審者への対応といった「もしものとき」に備える役割が大きく、私たちの日常を見えないところで支えています。
交通誘導警備 ― 道路と人の安全を守る
道路工事や駐車場で、車や歩行者の安全な通行を確保するのが交通誘導警備です。
「こちらへどうぞ」と旗や手信号で誘導する姿を、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
炎天下や雨の日でも業務を続け、事故を未然に防ぐ大切な存在です。
イベント警備 ― 盛り上がりの裏で安全を管理
コンサート、スポーツ大会、花火大会など、大勢が集まる場で活躍するのがイベント警備です。
入場口でのチェック、人の流れの整理、トラブル防止など、多岐にわたる役割を担います。
イベントを安心して楽しめるのは、警備員が裏で環境を整えているからこそ。まさに「安全の裏方」と言えるでしょう。
貴重品運搬警備 ― 価値あるものを安全に届ける
現金、貴金属、美術品などを安全に運ぶのが貴重品運搬警備です。
専用の装甲車や厳重なマニュアルのもと、緊張感のある任務を遂行します。
金融機関や企業活動に欠かせない存在であり、「社会の経済活動を支える仕事」といえます。
身辺警護 ― 人を守る最後の砦
要人や著名人を危険から守るのが身辺警護(ボディーガード)の役割です。
テレビや映画で華やかに描かれることも多いですが、実際の現場では冷静な状況判断や地道な警戒が中心となります。
「人そのものを守る」責任は非常に重く、まさに警備業務の中でも特殊な仕事のひとつです。
おわりに
警備員の仕事は、私たちが思っている以上に多岐にわたります。
施設の安全、道路の安全、イベントの成功、経済活動の基盤、そして人の命。
どの分野でも「安心」を支える縁の下の力持ちとして活躍しています。
次回は「施設編」として、オフィスビルや商業施設など、より身近な警備の現場を詳しく見ていきましょう。
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