工事現場やイベント会場では、人や車が行き交い、思わぬ事故やトラブルが起こりやすくなります。
そこで重要になるのが、警備員を配置し、安全を守るための 「警備計画書」 です。
「何のために必要なの?」「どんな内容を書けばいいの?」
そんな疑問を持つ方のために、この記事では 警備計画書の役割・記載内容・テンプレ構成・作成のポイント を、専門用語をできるだけ使わずに解説します。
▼警備計画書とは?
警備計画書とは、警備を行う際に 安全を確保するための配置や手順をまとめた書類 のことです。
●作成の目的
警備計画書の目的は以下の通りです。
- 事故やトラブルを未然に防ぐ
- 現場での警備の役割を明確にする
- 情報共有ミスや判断のばらつきを防止する
- 警備レベルを均一に保つ
簡単に言えば、「安全確保のための作戦図」 のようなものです。
▼どんな場面で必要になる?
警備計画書は、以下のような多くの現場で必要または有効です。
| 現場の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 工事現場 | 道路工事、建設現場、舗装工事 など |
| イベント会場 | コンサート、花火大会、スポーツ大会、祭り など |
| 商業施設 | セール、キャンペーン、来客集中イベント |
| 企業警備 | 工場・研究施設・物流センターの入退室管理 |
※特に工事現場では、元請企業や行政から提出を求められるケースが多くなっています。
▼警備計画書に記載すべき内容
「難しそう…」と思われがちですが、書く内容はポイントを押さえればシンプルです。
①現場情報
- 現場の住所・名称
- 工事またはイベントの期間
- 作業時間(昼・夜)
②警備の目的
例:
- 車両と歩行者の接触防止
- 来場客の混雑緩和
- 騒音トラブル・クレーム防止
③警備員の人数・配置
- 配置図(簡単な地図でOK)
- 持ち場と役割
- 交代のタイミング
④誘導・対応方法
- 車両・歩行者誘導の方向
- 緊急時の対応手順
(事故発生・悪天候・迷惑行為など)
⑤使用する備品
- 無線機
- 誘導棒
- 反射ベスト
- コーン・バリケード
最も大切なのは、誰が見ても統一された判断で動けるようにすること です。
▼警備計画書のテンプレート構成(例)
■ 警備計画書
① 現場名:
② 現場住所:
③ 実施期間・時間:
④ 警備の目的:
⑤ 想定されるリスク:
⑥ 警備員人数:
⑦ 配置図(地図)
⑧ 警備手順:
・車両誘導方法
・歩行者誘導方法
・ピーク時間帯の対応
・緊急時対応
⑨ 使用備品:
⑩ 指揮者(責任者)名:
⑪ 連絡先:現場/依頼者/警備責任者
最低限これらを押さえておけば実務で通用します。
▼作成のポイント
●現場の「危険ポイント」を最初に洗い出す
例:見通しの悪いカーブ / 信号のない横断箇所 / 坂道 etc.
●文字より図を重視する
文章で説明されるより、図がある方が警備員が迷いません。
●警備員の役割を明確に
特に、
- 一次誘導(メイン)
- 補助
- 周辺巡回
- 指揮者(責任者)
の区別が重要です。
●現場変更に対応できるようにする
工事やイベントは状況が変わりやすいため、
加筆修正しやすいフォーマット を作っておくのが理想です。
▼警備会社へ依頼するメリット
警備計画書は現場担当者が作成することもありますが、
警備会社が作成を代行してくれるケースが多く非常に便利です。
メリットは以下の通り:
- 現場経験を踏まえた実用的な警備配置ができる
- 事故やクレームを防ぐノウハウが加えられる
- 役所や元請けに提出できる形式で作成してもらえる
- 図面や配置の修正に即応してもらえる
「初めての現場」「大規模イベント」「行政提出が必要」
このような場面では、プロに任せることで安全性が大きく高まります。
▼まとめ:警備計画書は「安全を生み出すマニュアル」
警備計画書は、ただの書類ではありません。
現場の事故を防ぎ、働く人や参加者を守るための 安全の設計図 です。
- 現場の状況を整理できる
- 警備員の連携がスムーズになる
- トラブルを未然に防げる
この3つの効果を得られるため、
工事現場でもイベントでも、安定した運営に欠かせないものとなっています。
警備計画書をしっかり準備することは、
「安全でストレスのない現場づくり」につながります。
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