道路工事や建設現場、イベント会場などで、車や歩行者の安全な誘導を行う「交通誘導警備」。この仕事に役立つ国家資格が 「交通誘導警備2級」 です。
取得すると指導的な立場を任されやすくなり、資格手当がついたり、夜勤や現場の選択肢が広がったりと、収入アップやキャリアアップにもつながります。
今回は、合格率・受験条件・勉強法まで、これから受験を考えている方に向けて実践的に紹介します。
交通誘導警備2級とはどんな資格?
交通誘導警備2級は、警備業法にもとづいた国家資格で、「現場を安全に管理できる能力がある」ことを証明するものです。
実際の現場では
・車両の渋滞を防ぐ
・歩行者の誘導
・危険の予兆を察知して迅速に対応
など、安全確保に大きく関わる役割を担います。
特に高速道路や規制の厳しい工事現場では、資格者の配置が義務づけられていることもあり、持っている人は重宝されます。
合格率はどれくらい?
交通誘導警備2級の合格率は、おおよそ 50〜60%前後 と言われています。
初めて受ける人にとってハードルが高すぎるわけではありませんが、しっかり対策をしないと落ちてしまうラインとも言えます。
試験は
・学科(筆記)
・実技
の2つ。どちらも合格しないと資格取得はできません。
筆記は過去問対策で正解パターンを身につけられますが、実技は審査ポイントを理解し「正しく、落ち着いて」動作できることが重要です。
参考:警視庁「交通誘導警備業務検定(1級・2級)の学科試験及び実技試験の出題範囲及び配点の基準」
受験できる条件は?
交通誘導警備2級は、誰でも受験できるわけではありません。
警備員として働いた経験が一定以上必要です。
一般的には
✔ 実務経験1年以上
✔ 200時間以上の交通誘導に従事
といった条件を満たしていないと受講(受験)できません。
すでに警備会社で働いている場合は、会社側が受験の段取りやタイミングを管理してくれるケースが多いので、まずは上長や教育担当に相談するのがおすすめです。

最短で受かる勉強法
仕事をしながら資格を目指すのは大変ですが、効率よく進めれば最短で合格が狙えます。ポイントは次の3つです。
① 過去問を繰り返す(筆記対策の8割はこれでOK)
筆記試験は出題範囲が大きく変わらないため、過去問での反復が最も効果的です。
間違えた問題だけ繰り返し解く方法が、短時間で力をつけやすいです。
② 実技は「流れ」と「姿勢」を意識
試験では、誘導灯の扱い方や立ち位置、ジェスチャーなどを評価されます。
・声が小さい
・動作が乱れる
・キョロキョロして落ち着きがない
といった点は減点につながります。
一連の流れを身体で覚えるのが合格の近道です。
③ 現場経験をしっかり生かす
日々の業務で遭遇した危険や交通量の変化に気づいた経験は、試験での判断の土台になります。
ただ「現場に立つ」だけでなく、
なぜ今こう動くのか? という視点を持って働くと、理解度が格段に上がります。
取得した後に広がるキャリア
交通誘導警備2級を取ると、収入面・キャリア面どちらにもメリットがあります。
・資格手当がつく
・高単価の現場を任されやすい
・隊長やリーダー役を任される
・高速道路・大規模工事など専門性の高い現場に挑戦できる
さらに経験を積めば、上位資格の 交通誘導警備1級 につながり、評価や役割も大きく変わります。
まとめ
交通誘導警備2級は、現場の安全を守るうえで大きな価値を発揮する国家資格です。
合格率は50〜60%ですが、過去問対策と実技の流れを身につければ、初挑戦でも十分合格を目指せます。
資格を取ることで
・収入が上がる
・現場の選択肢が広がる
・信頼され、頼られる存在になれる
といったメリットも多く、キャリアアップを考える人には大きな一歩になります。
「もっと安定した働き方をしたい」「自信を持って現場で活躍したい」
そんな思いがあるなら、交通誘導警備2級は間違いなくおすすめできる資格です。
参考:警視庁「警備員検定合格証明書の取得方法公安委員会が実施する直接検定公安委員会が実施する直接検定の実施予定表(令和7年度)」
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