役割・取得方法・メリットを解説
警備業界でキャリアを積んでいくと、目指したくなる資格のひとつが
「警備員指導教育責任者(しどうきょういくせきにんしゃ)」です。
現場で働く警備員を教育・指導する立場に就くための資格であり、警備業法に基づく国家資格でもあります。
今回は、警備員指導教育責任者とは何か、その役割や取得条件、メリットについてわかりやすく解説します。
警備員指導教育責任者とは?
警備員指導教育責任者は、警備会社に必ず配置が義務付けられている法定の役職です。
警備員を採用・配置する際に必要な「新任教育」や、継続的な「現任教育」を適切に実施・管理する役割を担います。
■ 主な役割
現場の“教育責任者”として、警備会社のコンプライアンスや警備員の資質向上を支える重要なポジションです。
| 役割 | 内容 |
| 教育の実施 | 新任・現任教育の指導・監督 |
| 法令遵守の指導 | 警備業法に基づいた適正な運営の指導 |
| 安全管理 | 警備業務の質・安全性の向上 |
| 書類管理 | 教育記録・指導記録の整備、報告対応 |
■ 資格取得の条件
警備員指導教育責任者になるためには、都道府県公安委員会が実施する講習を修了する必要があります。受講には以下の条件を満たす必要があります。
【主な受講資格(いずれかを満たす)】
- 該当する警備業務について 2年以上の実務経験がある者
- 警備業務検定1級を取得済みの者(免除条件あり)
【業務区分】
警備業務ごとに責任者区分があります(複数取得も可):
第1号業務:施設警備
第2号業務:交通誘導・雑踏警備
第3号業務:貴重品運搬警備
第4号業務:身辺警護
■ 講習の内容と流れ
講習は都道府県によって年に数回実施され、数日間かけて行われます。
内容:
教育法や指導法
警備業法と関係法令の知識
警備業務ごとの管理実務
修了試験あり(出席・受講態度が重要)
終了試験に合格すると、「警備員指導教育責任者講習修了証」が交付されます。
■ 資格を取得するメリット
この資格は、ただの“肩書き”ではなく、現場の安全性と法的運営を支える重要な資格です。
✅ 教育責任者として管理職への昇進が可能
✅ 警備業者としての法定配置要件を満たせる
✅ 会社からの評価アップ・手当支給の対象になる
✅ 将来的に独立して警備業を開業する場合も必須資格
まとめ
警備員指導教育責任者は、警備業務の安全と品質を守るために欠かせない存在です。警備員の採用後や現場配置前に必要な教育を実施し、法令やマナー、緊急時の対応などをしっかり指導することで、現場の警備員が安心して業務に取り組める環境を整えます。また、法改正や社会の変化に応じて教育内容を更新し、組織全体のレベルアップを図る役割も担っています。
この資格は、警備業法に基づき各営業所に必ず配置しなければならないと定められており、警備会社を運営するうえで非常に重要です。取得には実務経験や公安委員会の認定を受けた講習修了が必要で、責任と専門性が求められる資格といえるでしょう。
現場を支える警備員の教育と安全管理を一手に担う「指導教育責任者」は、まさに警備業界の要ともいえる存在です。警備の質を高めたい企業や、キャリアアップを目指す方にとっても、この資格は大きなステップになるでしょう。
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